01 | 第三種兼業農家とは
DEFINITION | 第三種兼業農家とは
首都圏で本業を抱えながら、
地域の農業に関与できる
新しいライフスタイル・就農スタイル。
農業への関わりを軸に、本業とのバランスを取りながら、自分に適した就農スタイルを目指せる点が特徴です。
夏は収穫期の現場で働き、冬は本業のスキルを農家へ。
この往復を重ねながら、農業との距離を少しずつ深めていきます。
決める前から参加できる
専業になるか未決断のまま入れる、数少ない入口です。
農業に、実際に関われる
夏は収穫期の現場作業、冬はスキル提供。年間3〜4週間が目安。
判断材料が手に入る
経営の実額、繁忙期の実像、地域との関係。
寒河江の農家は「農閑期の収益」に、市外・首都圏の人材は「就農への一歩」に、それぞれ壁を抱えています。
既存支援の空白が、本モデルの担当領域。決めた人は既存の研修・資金・農地支援へ接続して送り出します。
就農への本気度は高いのに、捨てられないもの(仕事・家族・住まい)が重く決断できない層。ここが既存支援の空白地帯であり、本モデルの対象です。
関心止まり層
本気度が行動に現れていない
本気だが、決断できない層
既存支援の空白地帯
体験・関心層
移住体験ツアー・ワーキングホリデーの領域
決断できる層
農業インターン・JA研修・市の就農相談が機能する層=本モデルの送り出し先
就農への本気度 → 高
想定するのは右上。本気度が高く、かつハードルも高い層です。他の3象限は既存の支援・サービスが担っています。
PERSONA | 想定する人
年齢・地域は限定しません。本業を続けながら農業を検討している方が対象です。就農への意欲はあるのに、次の3つが重なって動けずにいる方を想定しています。
きっかけがない
都市で生まれ育ち、親族に農家もいない。農業に触れる入口が身近になかった。
土台がない
農地・技術・地域とのつながりを、ゼロから用意しなければならない。
辞めるのはリスク
収入・家族・キャリア。本業を手放す決断は、簡単には下せない。
BALANCE | 働き方は「決める」ものではなく「決まっていく」もの
就農=専業、ではない。
寒河江で関わるうちに、自分に合うバランスが見えてくる。
働き方は事前に選ぶものではなく、一年を通じた関わりのなかで定まっていくもの。だからこのモデルは、決断ではなく関わりから始まります。
一年を通して関わるうちに分かってくること
自分に向く作物と規模
果樹か野菜か、どの繁忙期なら動けるか。現場に入ることで、自分の体力・関心に合う農業の形が具体化します。
本業と両立できる配分
夏の就労、冬の関与。実際に一年を経験することで、無理なく続けられる時間の使い方が分かります。
寒河江での生活の像
住まい、地域の人との距離、家族との相談。生活としての農業が、想像から現実になります。
目指すのは、専業への一本道ではありません。寒河江で本業と農業のバランスが定まり、その人にとって続けられる形の就農にたどり着くことです。決断した方は、既存の研修・資金・農地支援へ接続します。
冬のスキル提供と夏の農業就労が複数年で循環し、第三種兼業農家として定着していく
INTENTION | このモデルの意図
技術や資金より先に、
関係と信頼を積み上げる。
就農をためらわせているのは、情報や制度の不足ではなく「頼れる相手がいないこと」。だから冬に関係をつくり、夏に現場で働く順序にしています。
① 関係構築から始める
最初に交わすのは労働ではなく、課題と知恵。
② 相互に支え合う
参加者はスキルで農閑期の収益を、農家は働く場を。どちらかが与える関係にしません。
③ 信頼が蓄積する
複数年で往復するほど、「来てほしい」と「行きたい」が揃っていきます。
④ 就農が現実になる
関係と実感が揃った状態で決められる。決断後の受け皿が、最初から存在します。
参加要項・応募の流れは、募集ページに掲載しています。
← 募集ページに戻る